協会報(~239号)

社会人20年生になって

2012年3月22日 11時24分 [管理者]
社会人20年生になって
  

横浜市港南図書館 鈴江 夏

 平成元年(1989)、横浜市に採用され、市図書館に配属された15名が、神奈川県図書館協会から表彰して頂きました。同期で寄せ書きしたものを編集しました。

○あんな昔なのに、思えば早かった!
「20年前は万年筆で文書を書き、レジのような機械で貸出返却。相互貸借もFAXや電話でのやり取りでした。」(Kさん)
「採用の年は昭和天皇が亡くなるという大きな年でした。」(Tさん)
「必死に試験を受けたのがこの間のようなのに、まさに光陰矢のごとし、を実感。」(Kさん)
「あっという間でした。」(Tさん)
「入庁した年は横浜博で“ブルアちゃん”、今年は開港150周年で“たねまる”。早かった20年ですが、いろいろ変化のあった年月でした。」(Sさん)
○これから頑張ります!
「転換期を迎えた現在の図書館界で、正直10年後を考えると想像がつかないのですが、20年が早かったことを思えば恐れる事はないかもしれないですね。」(Uさん)
「退職までに横浜市図書館の半数以上の館で勤務するのが目標です。」(Kさん)
「勤め始めた頃に思い描いていた「勤続20年」の姿と今の自分はずいぶん違うものになってしまいました。少しずつその差を縮めていきたいです。」(Mさん)
「20年でたっぷり借りをつくってしまいました。あと20年で返せるか・・・。頑張ります!」(Uさん)
○後輩につなげます。
「今の若い方々が20年、30年と図書館で働き続けられるようにと望みます。自分としてもその環境づくりに努力したいと思っています。」(Yさん)
「多くの人に支えられここまできました。今、横浜は大きな曲がり角に来ていますが、先輩たちが積み重ねてきたものを次の世代に伝えていけたらと思います。」(Kさん)
「公共図書館に勤務をしている日々は幸せなんだと改めて思いました。これからの図書館を支える後輩達に仕事を伝えていきたいです。」(Nさん)

「20年間、働き続けることができたことを、周りで支えて下さった皆様に感謝します。今後ともよろしくご指導をお願いいたします。」(Sさん)
      
(平成21度永年勤続職員表彰受賞者)