協会報(~239号)

平成17年度神奈川県図書館協会総会報告

2012年3月19日 11時14分 [管理者]
●平成17年度 神図協総会開催報告


 平成17年度神奈川県図書館協会総会が、4月28日(木)、横浜市健康福祉総合センターにおいて開催されました。
 津田協会会長(県立図書館長)より、図書館にとって厳しい時代であるが協力しあって切り抜けていきたい、今年度からは特別委員会は図書館評価の1本となる旨挨拶がありました。続いて、役員の改選、平成16年度事業及び決算報告、平成17年度事業計画(案)及び予算(案)、会計事務規定の制定について協議が行われ、すべて原案どおり承認されました。
 報告事項では、洗足学園音楽大学附属図書館の退会、平成17・18年度特別委員会の設置、5月26~27日開催の関東地区公共図書館協議会総会・研究発表大会(神図協共催)について、説明が行われました。
続いて、永年勤続職員表彰式が行われ、30年以上・20年以上・10年以上勤続の方々、あわせて67名が表彰されました。津田会長が、図書館サービスの基本は資料と職員である、今後も健康に留意され、新しい図書館サービスに向け邁進して頂きたいと祝辞を述べ、表彰者を代表して、藤沢市総合市民図書館の市川純夫氏が挨拶をされました。
講演は、元横浜市中央図書館長の梅田誠氏により、「読書・ことば・脳」と題して行われました。
 ユネスコの国際教育会議で、話し合われた教育の4つの柱は、日本では、「知ること」「為すこと」「他者とともに生きる」「人として生きる」と紹介されており、これに沿った事例をふんだんに交えお話を進められました。
また、脳との関係の面から、言語の世界、読書の世界についても言及され、図書館には重要な役割があるはずと述べられました。


平成17年度事業計画

1.諸会議の開催:①総会 ②理事会 ③その他

2.図書館の調査研究:①郷土資料等の調査研究 ②大学図書館の調査研究 ③図書館評価の調査研究 ④80周年事業の計画

3.図書館活動の推進

4.研修会の開催:①新人研修 ②一般研修 ③児童サービス研修 
④障害者サービス研修⑤その他

5.協会報等の刊行:「神奈川県図書館協会報」「神奈川の図書館」

6.職員の表彰:永年勤続職員表彰(総会開催と同時に実施)

  平成17年度予算                      (円)

収入   3,163,000
各館分担金 2,138,000
会費(会友)  39,000
日図協助成費411,000
前年度繰越金574,433
雑収入     567
支出     3,163,000
事務局費220,000
会議費116,000
調査研究費117,000
館員等研究費383,000
会報等発行費1,482,000
職員表彰費349,000
出版特別積立金100,000
記念事業等積立金(80周年)300,000
予備費96,000


※ 平成17年度の役員名簿、委員会名簿、および、平成16年度永年勤続優良職員表彰受賞者は、ペーパー版に掲載されています。