平成23年度神奈川県図書館協会総会報告
2012年3月23日 11時34分 [管理者]●平成23年度 神図協総会開催報告 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成23年度神奈川県図書館協会総会が、4月20日(水)に神奈川県立青少年センターの多目的プラザにおいて開催されました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
表彰式では、永年勤続職員26名と、図書館活動に功績のあった功労者4団体が表彰されました。木島会長は、「図書館の活動を長年支えられてきた皆様方に心から敬意を表したい。功労者表彰の4団体の皆様には、今後も図書館のよきパートナーとして、一層ご活躍されることをお願いしたい。永年勤続職員表彰の26名の皆様については、資料と情報のプロフェッショナルとして、また、よき先輩として、新しい図書館サービスの創造に向けて、他の職員の先頭に立って一層奮闘されることを期待したい」と祝辞を述べられました。 講演会は、2008年に『時が滲む朝』で第139回芥川賞を受賞した作家であり、関東学院大学で客員教授としてもご活躍中の楊逸(ヤン・イー)さんをお迎えして、「本を読んで、本を書く」と題して行われました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「図書館で黒岩比沙子氏の連載が掲載されている雑誌を読んでいたら、その雑誌に新人賞の募集が掲載されているのを見つけた」ことが、楊さんが日本で小説を書いて投稿するきっかけとなったというエピソードを皮切りに、楊さんと図書館とのかかわりや、中国での子ども時代に読書に親しんだ体験などを、ユーモアを交えながら語っていただきました。特に、文革後で本が少なかった学生時代に、互いの自宅の本を書き写した「手写しの本」を交換して読んだという興味深いエピソードについては、講演後に場内から質問が寄せられました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
楊さんは、「自分なりの思想や哲学をいかに自分らしく表現できるかが大切」とした上で、「『かわいらしさ』や『自分らしさ』を表現できるように努力していきたい」とお話を締めくくられました。 講演後は、表彰を受けられた功労者団体の方々も交えて、楊さんとの記念撮影や即席サイン会などの和やかな交流の時間となりました。 ◆平成23年度事業計画 1 諸会議の開催: ①総会 ②理事会 ③その他 2 図書館の調査研究: ①郷土資料等の調査研究 ②大学図書館の調査研究 3 図書館活動の普及 4 研修会の開催: ①一般研修 ②児童サービス研修 ③障害者サービス研修 ④その他 5 協会報等の刊行: 「神奈川県図書館協会報」「神奈川の図書館」 6 功労者の表彰: 永年勤続職員及び県内図書館の功労者に対して表彰を行う (総会開催と同時に実施) ◆平成23年度予算 <一般会計> 収入 (円)
支出 (円)
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