1 概要説明
レジメに沿って視聴覚著作物と図書館業務に関係する著作権について説明していただきました。
初めに著作権法の目的、著作物や著作者といった用語についての定義、図書館業務と関連する著作権として、「複製権」、「上映権」、「公衆送信権」、「口述権」、「頒布権」、「貸与権」などについて様々な事例を交えて説明がありました。
特に図書館業務に大きく関連する「図書館資料の複製」や「映画著作物の貸与」に関する著作権について詳しく説明をしていただき、著作権の侵害にあたらない理由について改めて認識することができました。
また、図書館にかかる著作権の裁判については、判決の結果後の早急な対応を図書館として求められるため、最新の判決結果については、漏らすことのないようネットワークを張り巡らしておく必要があるとの説明を受けました。
質疑応答では、日常業務で生じる著作権法上の取り扱いや解釈について多くの受講者が悩んでいると思われ、事前質問を含め当日も多くの質問があり、講師からわかりやすい回答をいただきました。
2 感想
当たり前のように行っている図書館業務が、著作権と深く関係していることが理解できました。非常に難しいので、さらに理解を深めるには、質疑応答も含めてもう少し長い時間の講義を受けたいと感じました。
3 当日配付資料(会員限定)
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