協会報(~239号)

神図協この1年の動き/大学図書館委員会

2012年3月22日 11時12分 [管理者]

大学図書館委員会 活動報告:協会創立80周年記念博覧会の開催


 大学図書館委員会では、2007年度に引き続き今年度も、協会創立80周年記念事業への支援として、創立80周年記念展覧会(以下、展覧会)の準備及び新聞連載の取り纏めを行いました。
 新聞連載(2008.4.7~2009.1.19)では、各出品館に執筆いただいた資料解説文を連載順に神奈川新聞社へ送り(掲載1ヶ月前)、その解説文から作られた記事原稿の校正を行いました。加えて新聞社から表記等の変更希望があった場合は執筆館と調整を行いました。なお、新聞連載順は本委員会で決めさせていただきました。    展覧会準備では、本委員会を4月17日に開催(以後、必要に応じてメール回議で対応)し、展覧会場となる神奈川県立神奈川近代文学館(以下、文学館)の協力を得て、ケース配置及び展示レイアウトやキャプション及び紹介パネルの仕様などの取り纏めを行いました。
  この結果をもとに、5月28日、県立図書館において出品館への「展覧会に関する説明会」を開催しました。(出品館33館のうち、30館が出席) 説明会では1.キャプション及び紹介パネルの作製依頼、2.資料の搬入・搬出にともなう統一のとれた梱包依頼、3.文学館への搬入方法及び文学館からの搬出方法の提示(後日調査)、4.資料が各館の手元から離れて、再び手元に戻るまでの管理・警備態勢などについて説明を行いました。
  出品館への資料搬入・搬出方法の調査は9月18日から10月3日に行いました。また、会場での観覧者配布用展示リストも作製しました。
 このような準備を経て、11月18日から11月20日の間に各出品館の資料が文学館へ搬入され、文学館の展示担当者の手によって会場での飾付け作業が行われました。開催前日の11月28日には大学図書館委員による総見を行いました。そして、11月29日(土)に待望の「かながわの図書館 自慢のこの一点」がスタートしました。実質38日間の展覧会は2009年1月18日(日)に幕を閉じ、資料も全点無事所蔵館へ戻りました。
  最後になりましたが,2年間にわたり、資料解説文や展覧会用パネル・キャプションの作製など様々な形でご協力をいただきました出品館及び、いろいろな無理難題に快くご対応くださいました 文学館の皆様に心よりお礼を申し上げます。
(大学図書館委員長代理 横浜国立大学附属図書館 勝俣 好次)