協会報（～239号）

 　 2003年４月相模原キャンパス開学と同時に万代記念図書館は開館いたしました。文科系１・２年生と理工系１～４年生・大学院生を擁する文理融合型キャンパスに約９千人が学生生活をおくっています。
　 キャンパス中央Ｂ棟に、図書館をはじめメディアライブラリー・情報教育支援の各機能を結集させ、メディアセンターとしてオープンしました。教育・学習支援サービス部門を集中させることで、あらゆる知的情報をタイムリーに提供する、いわば情報発信基地のような役割を果たすセンター化構想がスタートしたのです。
　 図書館は1階～3階に開架図書約10万冊が配架されています。地下書庫には自動書庫（ＡｕｔｏＬｉｂ）を設置、現在約28万冊が所蔵され、ＯＰＡＣ検索からのリクエストにより各利用フロアでの閲覧が可能です。１階入館ゲートを通過しますと中央に３階まで吹き抜けになった空間が広がり、開放感のあるゆったりとした雰囲気の中で読書や学習ができるようになっています。また、閲覧机（一部を除く）には情報コンセントが装備され持参したノートパソコンを接続することによりインターネット利用が可能です。
　２階にはより静寂を好む利用者に「読書エリア」が設けられています。また、グループでの学習・ 研究活動に「共同学習室」が設けられました。
　３階にも「グループ学習室」が用意され、グループでの館内資料を利用した学習・研究活動がで きるようになっています。
　 その他、車椅子利用者に対する設備も整え、各階には車椅子用トイレを設置、書架の間隔も車椅子がスムーズに通れる幅を確保しました。また、１階には身障者用ブースを設置するなど、バリア フリー対策にも配慮した図書館です。
　 開館以来多くの学生や教職員他が入館し、読書 や学習・研究の場として広く利用されています。

<万代記念図書館図書グループ>