原稿・企画募集のお知らせ
2012年3月15日 09時34分 [管理者](広報委員会)
今年もOPAC公開館が増えますが、書名カードや著者名カードを何枚も手書きしていたのは、そう昔のことではありません。
華々しく新館オープンとか予算倍増という話はなかなかないですが、それでも図書館は日々利用者を迎えています。
図書館は時代の中にあり、電子ジャーナルなど新たなメディアも受け入れようとしています。メールレファレンスやインターネットでの予約もさらに浸透していくでしょう。図書館そのものは、後ろ向きに歩んでいるわけではありません。
時代の風にあわせて予算をよびこみ、一気に電算化をすすめた図書館もあるのではないでしょうか。
そんな大きな工夫でなくても、新しい本を買える予算が減ったなら、改めて蔵書をじっくり眺めて新しい切り口で展示コーナーを作り紹介してみるとか、根本的な解決にはならなくてもできることを積み重ねているのではないでしょうか。
予算のこと、職員のこと、時代の風は、図書館にだけきびしいわけではありません。日々できることを見つけて、少しでも働くことを楽しむことができたなら、それは図書館員にも利用する人にも快適な空気を醸し出します。
カードを手書したことはないという方から、もうすぐ有終の美を飾る方まで、こんな方法があるという自薦、あそこはいいよという他薦を問わず、企画・原稿の素になる情報をいただけるとうれしいです。