協会報(~239号)

アンケート調査と事例報告

2012年3月19日 09時18分 [管理者]
アンケート調査と事例報告


 子どもたちを取り巻く環境は社会の変化と共 により複雑になっています。子どもたちが何を考え、求めているのか、図書館は把握できているのでしょうか。
 「子どもの読書活動の推進に関する法律」が平成13年12月に施行され、神奈川県は平成16年1月に「かながわ読書のススメ~神奈川県子ども読書活動推進計画」を策定しました。読書環境の整備が求められています。
  次は市町村がより具体的な計画を示すこととなり、各地で計画づくりが進められています。
 総合学習が始まり、図書館の利用も広がりました。学校司書、司書教諭の配置もすすみ学校図書館の充実が図られてきました。
  では、子どもに資料を届ける「学校と図書館」は、実際にはどういった取り組みをしているのでしょうか。状況を知るために、「連携」をポイントにして、県内の公共図書館にアンケート調査をしました。
 協力関係や連携の具体的な事例だけでなく、問題点や課題などが各図書館から寄せられました。
  「読書のまち・かわさき」事業を推進中の川崎市からは、学校図書館システムと複合施設(学校図書室と分館)の紹介を。県立図書館からは県立高校とはじめた連携協力モデル事業の事例を。開成町からは地域に合ったきめ細かいサービスの事例を報告してもらいました。
  ブックスタート、子育て支援、子どもの読書活動推進と世の中の関心事は、図書館の課題でもあります。子どもたちが自主的に学習活動、社会生活ができるようにサポートする役割と想いは、学校も図書館も同じでしょう。これから図書館が読書活動推進計画を進める中で子どもをとりまく関係機関といかに連携・協力をしていくか、より良い読書環境づくりをしていくかが問われています。今回の特集が、各館の方針を検討する中で、何か参考になることがあればと思います。

(更新:2012年3月19日 09時24分)