協会報（～239号）

　県立川崎図書館では、環境問題に関わる資料として、NDC分類518、519の公開資料、10連分（レファレンスブックを除く）を「環境クラスタ」として一ヶ所に集め、環境問題について調査研究する利用者の利便性を図っています。
　当館の環境関連資料は、環境問題に関心のある一般市民だけでなく、仕事として環境問題対策関連の実務を行っている人にも役立つような資料構成になっています。
　そのため、「沈黙の春」519.5／6＜80485527＞や「アマゾンで考えた私の環境貢献」519／235＜80449507＞などといった、環境問題関連の一般書だけでなく、「オゾン層保護対策資料集；平成13年度版」519.3／212／2001＜80964448＞や、「香川県産業廃棄物実態調査報告書」518.52／192＜80685381＞、「富士ゼロックスにおける環境マネジメントの実際」519.13／23／4＜80746019＞、「ごみ固形燃料化技術に関するセミナ－；　第12回 21世紀に向けた新しい廃棄物処理技術を目指して　講演要旨集」518.52／194／12＜80879828＞、「下水汚泥の建設資材利用マニュアル（案）」518.24／49／2001＜80974249＞などといった国や地方自治体、民間企業などの報告書や技術書が公開書架資料として環境クラスタで、手にとって見ることができます。
　また、収集雑誌にも実務に役立つ環境問題に関連するタイトルが多数そろえられています。「資源環境対策」、「地球環境〔月刊〕」、「廃棄物［月刊］」など、518、519あわせて、約450タイトル。
　そのほかに“書店にない調査情報”と題されたコーナーにある灰色文献にも環境問題に関する資料が多数あります。（バーコードラベルが貼られておりませんが、蔵書管理システムには登録されておりますので、一般資料と同様に検索は可能です。貸出もしています。）
　雑誌・レファレンスブック以外はもちろん貸出可能です。
　また、郵送での複写申込みについては、県立川崎図書館情報サービス課までお問い合わせください。


<県立川崎図書館　　白石　智彦>