協会報（～239号）

【Q4】展示した館内掲示について

　ポスターには、それぞれ１～92の番号をふって展示し、その番号で投票をしてもらいました。
　

（１）印象に残ったポスター

　一番人気があったのは、秦野市立図書館のポスター。もともとA3判だったのをA1判に拡大して展示したということもあり、目を引いたようです。座間市立図書館のポスターは、ネコの笑顔がみなさんを和ませていました。神奈川工科大学附属図書館のポスターは、緑が目にさわやかなのと、文字ではなく図で禁止事項を表記したあたりが、わかりやすいと好評でした。

　神奈川歯科大学図書館のポスターは、「なぜ文字が逆さまなのか!?」が議論となっていました。「洗面所の鏡に映る位置にこのポスターを貼ることにより、洗面所で喫煙する学生への注意喚起をはかっている」とのことでした。一瞬ドキッとするのでしょうね。また、文字が逆さまになっていることで、学生が通常のポスターよりも興味を持って見ているとのことでした。

（２）啓発に役立つと思われるポスター

　１位はポスター１（132票）、２位はポスター19（58票）で、（１）の「印象に残ったポスター」の１位、２位と全く同じものでした。３位に選ばれた秦野市立図書館のポスター31を見てもわかるように、一目で何を言いたいかがわかるものが、啓発に役立つと思われるポスターに選ばれています。

　１位はポスター１（50票）、２位はポスター19（43票）、３位はポスター４（35票）で（１）の「印象に残ったポスター」と全く同じ順位でした。印象に残ったものは、自館でも取り入れたいようです。また、５位はポスター30で、４位～７位のポスターのような、かわいらしい印象のものを参考にしたい傾向にあるようです。

　神奈川県立地球市民かながわプラザ情報フォーラム･映像ライブラリーのポスター85は、今回のアンケートの上位にはいっているポスターのように壁に展示してあったものではなく、ファイルに収めてあったものでした。多くの方がファイルも含めて検討してくださいましたが、全員が見たわけではありません。そんな中で、（１）では10位、（２）では12位、（３）では9位という順位に食い込んでいました。図書館関係者に限らず一般の方からの投票もありました。

[広報委員会]