協会報(~239号)

第8回図書館総合展報告

2012年3月19日 16時12分 [管理者]
第8回図書館総合展報告

 平成18年11月20日(月)~22日(水)、パシフィコ横浜にて第8回図書館総合展が開催されました。横浜での開催も3年目、入場者数は3日間で22,087名でした(図書館総合展運営委員会報告書による)。
「初日が月曜」という日程に不安もありましたが、結果として、図書館関係者の割合が昨年度より多かったとのこと、都合が良かった方が多かったのかもしれません。
 神図協は、今回も後援団体として、ブース展示(広報委員会担当)とフォーラム(研修委員会担当 次頁参照)で参加しました。
 開会式では、津田神奈川県図書館協会長が、近藤神奈川県資料室研究会長他と共にテープカットに参加しました。
 
神図協のブース展示
 今回、共同出展の神奈川県資料室研究会(事務局 県立川崎図書館 以下、神資研)がブースを拡大したので、当協会とあわせて8m×2mの広さとなり、なかなかの存在感ではなかったでしょうか。
 展示内容は、概ね昨年度並みでしたが、2006年11月3日に開館した寒川総合図書館の情報を目玉に据えての展示となりました。パネルや館から提供されたポスター・パンフレットなどで、寒川総合図書館を紹介しました。ブースを来訪される多くの方が、神奈川県内で一番新しい図書館に大変興味を持ってご覧になっていたようです。
 昨年に引き続き、「加盟館刊行物」展示とリスト配布(入手方法まで案内)、各加盟館の利用案内・館報のファイル化・展示、ノートパソコンでの協会HP疑似体験なども行いました。神資研のモニターを借用して、寒川総合図書館の写真映像などを上映する試みも行いました。
 ブースをじっくりご覧いただいた来訪者人数は、674名、内、アンケートにご協力頂けたのは73名でしたが、「興味があった展示」の回答として、「新館紹介(寒川総合図書館)」と「加盟館の刊行物」が多くあがっていました。ご意見欄には、「去年より展示が見やすい」「パネルがきれい」とお褒めの言葉がありましたが、これは、今年度パネルの印刷を外注に出したことが功を奏したようです。
 毎年、対応に四苦八苦する「質問」ですが、今回も一般の方を中心に、協会について、各加盟館について、加盟外の県内の図書館についてまで、予想を越えるものが多数寄せられました。
 また、加盟外の大学図書館関係者の方が、今回は数人、協会に興味を持たれた様子でブースに見えました。加盟促進に繋がれば何よりと思います。
 配布したリーフレット「神奈川の図書館一覧」は、今回、ホームページ有無欄を設け、協会ホームページからのリンク活用をアピールしました。

他のブースやフォーラムなど(広報委員短信)
○今年の総合展の目玉で所蔵資料の展示を行った愛知大学や、現場の図書館職員によるプレゼンテーションを行ったTRCのブースが目立った(TRCブースでは、218号で原稿をお願いした、横芝光町立図書館の坂本さんもプレゼンテーションをされていた)。
○例年のICタグ関係などの他、一部業務委託などのブースが多かったように思う。
○アンケート回答でもらえる“おまけ”が年々少くなってきている感ありの中、規文堂ブースでは、「くじ引き」があり、1等のブックトラックを県内の図書館の方が引き当てられた。

平成19年の総合展は11月7日(水)~9日(金)開催の予定です。参加の折にはまたご協力をお願い致します。
(広報委員会)

 <写真: テープカットの様子[105KB] ブース展示の様子[90KB]