協会報（～239号）

　
　『図書館雑誌』（2010.4）の「特集★図書館を見せる」の中でも図書館のキャラクターに関する記事が掲載されたのは、皆様もご存知かと思いますが、図書館に親しみをもってもらうために図書館独自のキャラクターをもっている図書館が増えています。そこで、広報委員会では、神奈川県ではどのくらいの図書館が独自のキャラクターを持っているのかアンケートをとってみました。その結果、思っていたよりも多くの図書館でキャラクターを持っていることがわかりました。（アンケート結果は下記を参照）
　今回は、その中から８館を選び、キャラクターの作成された経緯などを教えていただきました。

　
　６月に加盟館全館（128館）に上記のアンケートを配布し、そのうちの125館から回答をいただきました。

　その結果、「図書館独自のキャラクターを持っている」図書館は44館（同自治体内の本館、分館で同キャラクターを使用しているものを含む）、「自治体、大学等でキャラクターを持っており、図書館でも使用している」図書館が６館と、神奈川県内の図書館でも意外と多くの図書館でキャラクターを使用していることがわかりました。
　また、今後「キャラクターを作る予定がある」と答えた図書館は３館、「作る予定がない」と答えた図書館でも、「キャラクターがあると効果的」「キャラクターがあるといいとは思うが、手が回らない」「このアンケートの結果を見て検討したい」などのご意見を多数いただき、図書館のキャラクターについて、高い関心を持たれていることがうかがえました。
　今号の特集「図書館のキャラクター」では、８館のキャラクターしかご紹介できませんでしたが、他にも魅力的なキャラクターがたくさんありました。図書館総合展のブースで、キャラクターに関する展示もする予定ですので、興味をお持ちの方は、ぜひお越しください。