協会報(~239号)

神奈川近代文学館≪かなぶん≫

2012年3月23日 09時09分 [管理者]
特集:図書館のキャラクター

かなぶん神奈川近代文学館  




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 2004年頃から採用されている文学館の特に子ども向けの読書推進活動のためのキャラクターです。「神奈川近代文学館」を縮めて読むと「かなぶん」となるところから、イメージキャラクターとして「かなぶん」マークが誕生しました。小さな子どもたちに本に親しんで貰うため考案されたキャラクターなので、緑色の背が輝く「かなぶん」がオレンジ色に赤い飾りの帽子をかぶり、空色の4本の手(前足と中足?)で本を読む姿がコミカルに描かれています。このマークは夏休みと春休みに文学館が開催する「かなぶんキッズクラブ」イベントの「夏休み子ども映画会」や読み聞かせ会「絵本であそぼ!」、「紙芝居がはじまるよ!」などの案内チラシやポスターなどでおもに活躍しています。さらに2007年からは、文学館で夏休み中から9月にかけて児童文学展が開催されるようになったためマークを活用する場が増え、「キッズクラブ」イベントに参加する方の目に触れる機会も多くなりました。チラシやホームページに小さなマークが掲載されるだけですが、すっかりイメージキャラクターとして定着し、お客様の反応も上々のようです。なお今後も幼児、小・中学生の来館を促進するため、文学館では「かなぶんキッズクラブ」をはじめ子ども向け展覧会やイベントを充実させていく方針です。そのイメージキャラクターとしてこの「かなぶん」が一層親しまれることを期待しています。

(神奈川近代文学館 安藤 和重)

(更新:2012年3月23日 09時15分)