協会報(~239号)

ブース報告

2012年3月23日 11時03分 [管理者]
第12回図書館総合展報告

第12回図書館総合展 ブース報告
  

広報委員会 茅ヶ崎市立図書館 脇 麻衣子


 平成22年11月24日(水).11月26日(金)に、パシフィコ横浜にて第12回図書館総合展が開催されました。11月中旬に同会場でAPECが開かれた関係で、例年よりも遅い日程での開催となりましたが、出展者総数は157件、展示ブース出展は112件、総入場者数は24,505名と、いずれも前年を上回る盛況ぶりでした(図書館総合展運営委員会報告書による)。
 展示ホールCの会場前で行われたオープニングセレモニーでは、国立国会図書館の長尾真館長、国立公文書館の高山正也館長、総務省大臣官房審議官情報流通行政局担当武井俊幸氏、文部科学省大臣官房審議官生涯学習制作局担当伊藤洋一氏等と共に、本協会の中村英二会長がテープカットに参加しました。

  


開会式の様子(左から中村会長、武井氏、長尾館長)  



 今回の神図協のブース展示は、「うちの広報、ここがウリ!」と題して、各加盟館の図書館キャラクターやホームページ、刊行物、チラシを紹介しました。展示素材として、事前に加盟館から「力を入れている」「見てもらいたい」と思うものをご提供いただきました。
 キャラクターはイラストコピーを送付いただき、黒地のパネルに貼付し展示しました。可愛らしいものやシンプルだけど目立つもの、ユニークなものなど個性豊かなキャラクターたちが多数集まり、華やかな展示になりました。エプロンやバッグなどのグッズになっているものもあり、いろいろな形態で使われ、利用者の皆さんに愛されているキャラクターがたくさんあることを実感しました。
   


展示の様子  



 ホームページは各館のウリであるページをパソコンのスライドショーで上映し、刊行物はクリアファイルに入れ、手にとってご覧いただけるようしました。チラシや図書館報など、各館さまざまな特色のあるものが並び、図書館関係の来訪者にとって参考になるものも多かったのではないかと思います。
 今回は会場内で開催されたスタンプラリーにも参加したため、台紙を持った方の来訪も多数ありました。3日間のブース来訪者人数は714名で、うち550名がアンケートにご協力くださいました。

  


にぎわう神図協ブース  



■アンケート結果

 今回のブース展示におけるアンケートでは、「うちの広報、ここがウリ!」の展示でとくに印象に残ったものを回答いただきました。パネルでの展示が目を引いたようで、図書館キャラクターの展示が印象に残ったという回答が最も多く、皆さんそれぞれお気に入りのキャラクターができたようでした。「キャラクターがあると図書館に親しみを持つことができる」「思いの外多くのキャラクターがいることに驚いた」などの感想をいただきました。特に人気が高かったのは神奈川県立金沢文庫の『文庫ガエル』で、そのほか寒川総合図書館の『本棚のだ.なくん』や湘北短期大学図書館の『さるーち』なども人気でした。
 刊行物やチラシについては、「工夫が感じられてよかった」「作る立場として参考になった」などの感想がありました。
 また、アンケート回答者の居住地を見ると、多かったのは神奈川県内や東京、茨城、千葉などの近県でしたが、北海道や九州から来たという方も見られました。県内だけでなく、全国さまざまなところから来ている方に展示をご覧いただけたようです。
 次回もたくさんの方に興味を持っていただける展示となるよう、後任の委員の方々に引き継いでいきたいと思います。