「ヨコハマ、本の虫宣言~ 2010年は国民読書年」
2012年3月23日 09時54分 [管理者]「ヨコハマ、本の虫宣言~2010 年は国民読書年」
(横浜市立図書館)
啓発グッズ
本の虫缶バッチ
横浜市立図書館では、「ヨコハマ、本の虫宣言~ 2010年は国民読書年」というキャッチフレーズのもとで様々な事業を実施しました。
1 趣旨
市民の読書に対する関心を喚起し読書活動を支援し、活性化させる。本市の読書推進活動について市民の理解を深め、今後の読書活動を考えていくための機会を提供する。図書館が市民の読書活動を支援する存在であることを広く訴える。これらを趣旨として、事業を展開しました。
2 主な事業
(1)特集ホームページ開設
読書に関心を持ち、積極的に読書活動を行う市民の皆さまに親しみと
敬意を込めて「本の虫」と称しました。「本の虫」宣言に、ホームページ
を活用することで、多くの方に気軽に参加していただきたいと考えまし
た。また、宣言書を持参した方に啓発グッズ「本の虫缶バッチ」を用意
し、バッチをつけていただくことでさらに「本の虫」の輪を広げていきた
いと考えました。12,000人を超える方に宣言していただくことができまし
た。
ヨコハマにゆかりの人・マスコットキャラクター等による「わたしの好
きな本」、思いがけない本との出会いの驚きや楽しみを提供する「今日の
あなたの1冊」、「はまっ子読書ポスター・標語コンクール入賞作品」な
どのコンテンツを通して、読書への関心の喚起や読書活動の支援に努めま
した。
(2)横浜F・マリノスとの協働
啓発ポスター作成、講習会・資料展示会、ホームグランドでの図書館
イベントを行いました。プロスポーツチームと図書館がお互いの良さを持
ちよることで協働事業を実施し、非来館者を含む広範囲への図書館利用
の広報等に取組みました。
(3)講演会
本事業のまとめとして、「本と読書と図書館の未来」をテーマに、今
後の読書活動を考えていくための機会としました。
3 統一キャンペーン
秋の2か月間にわたり、市内18館全館での統一キャンペーンを実施しました。事業数は59に及び、まとめて見せていくことで広報の効果をより高めました。
横浜市立図書館は2011年に創立90周年を迎えます。今年度の経験を次の取組みに活かしていきたいと思っています。
(横浜市中央図書館 稲葉 伊岐子)