協会報(~239号)

●郷土資料編集委員会

2012年3月29日 10時13分 [管理者]
●郷土資料編集委員会
平成13年度より郷土・出版委員会として再出発

 神奈川県郷土資料集成は、昭和32年の第1輯「地誌篇」が発行されてから平成10年の「神社明細帳(三浦郡)」まで、13輯が発行されてまいりました。そして、平成11年度に郷土資料編集委員会の新メンバーが結成され、第14輯の編集方針の検討に入ったわけであります。なお、私は人事異動のため平成12年4月から前委員長より引継いでおります。
 平成11年度中に3回の郷土資料編集委員会が開催され、 その中で各輯の販売状況があまり好ましくない為、 売れるような物を編集していく必要があるのではないか、古文書解読集だけではなく別の視点から郷土資料の可能性を探ってみたらどうか等の意見が出されました。
 この様な状況の中、神奈川県図書館協会企画委員長より委員会再編諮問委員会に対し、委員会再編の諮問が行なわれ、平成12年3月に答申がありました。その内容は、常置委員会を含め委員会組織の抜本的見直しが指摘され、郷土資料編集委員会は平成12年度で廃止する。ただし、出版計画等の存続の意志が表明された場合は、企画委員会が特別委員会としての存続、非存続を判断する、というものでありました。
 これを受けて郷土資料編集委員会は、平成12年度に「委員会再編諮問」に対する検討会を2回開催したところ、多くの委員の中から今の組織の位置付けではなく時限的な形で残し、委員構成は専門的職員を選考する必要がある等の意見が出されました。その後企画委員会において協議が行なわれ、郷土資料編集委員会と書誌委員会を統合し、郷土・出版委員会とする企画委員会案が理事会で承認されたところであります。
これにより、現在の郷土資料編集委員会活動は一応の区切りをつけ、平成13年度より郷土・出版委員会として再出発することになったものであります。この様な経緯の中、平成12年度に於いて本来の委員会業務に対し、なんらお役に立てる事が出来ず委員長として大変残念に思っております。
 最後になりますが、第13輯までの郷土資料を刊行されてきました委員の皆様方に敬意を表しますと共に、今後の新委員の皆様方のご活躍を多いに期待致しまして、筆を置かせていただきます。

<委員長 茅ヶ崎市立図書館長 竹森 浩>

2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]
2012-03-29 [管理者]