協会報(~239号)

平成14年度神奈川県図書館協会総会報告

2012年3月14日 14時37分 [管理者]
平成14年度神奈川県図書館協会総会報告

 県立紅葉ヶ丘高等職業技術校講堂において、4月26日(金)に、平成14年度神奈川県図書館協会総会が開催されました。
 図書館協会会長(県立図書館長)による挨拶に続き、平成13年度事業及び決算報告、平成14年度事業計画(案)及び予算(案)について協議が行われ、すべて原案どおり承認されました。
 総会後には、永年勤続優良職員の表彰式が行われ、30年以上・20年以上・10年以上勤続の方々、あわせて74名が表彰されました。

 その後、渡辺樹国立国会図書館総務部副部長により、「21世紀の国立国会図書館―関西館・国際子ども図書館開館後の図書館協力業務―」と題して講演が行われました。
 はじめに、1948年の国立国会図書館法公布から、2000年の国際子ども図書館設立、関西館の設置にいたるまで、時代の変遷とともに活動を展開してきた国立国会図書館の歩みについて述べられました。
 そして、今後の活動について、資料媒体・通信手段・情報発信者が時代とともに多様化・変容している現在、コンピュータ化・デジタル化を進めていくだけではなく、紙のよさも見ながら、電子化のよさも組み合わせていく必要があるとされました。
 資料の提供から機能の提供へ、利用者像も来館利用者だけではなく、遠隔利用者もいるというふうに図書館をめぐる状況がさらに大きく変わりつつある中、国立国会図書館は機構改革を行い、2002年度から新たなスタートをきることとなりました。
 協力業務にとどまらず、今後の図書館のあり方について、示唆に富む講演でした。

平成14年度事業計画
1.諸会議の開催  ①総会 ②理事会 ③その他
2.図書館の調査研究  ①郷土資料等の調査研究 ②大学図書館の調査研究 ③デポジット・ライブラリー設置のための調査研究 ④県内全域広域利用に向けての調査研究
3.図書館活動の普及と読書の推進
4.研修会の開催  ①新人研修 ②一般研修 ③児童サービス研修 ④障害者サービス研修
5.協会報等の刊行 「神奈川県図書館協会報」「神奈川の図書館」の刊行
6.職員の表彰 永年勤続優良職員表彰(総会開催と同時に実施)

平成14年度予算

 歳入3,495,900 歳出3,495,900
 各館分担金2,242,000 事務局費320,000
 会費(会友)39,000 会議費168,000
 日図協助成費450,000 調査研究費661,600
 前年度繰越金764,104 ・企画委27,000
 雑収入796 ・郷土・出版委23,800
   ・大学図書館委23,800
   ・デポジット委89,000
   ・県内全域利用委89,000
   館員等研修費409,000
   会報等発行費1,370,000
   職員表彰費347,150
   出版特別積立100,000
   予備費529,150

 

(更新:2012年4月17日 14時24分)
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