協会報(~239号)

●児童奉仕研究委員会

2012年3月29日 10時22分 [管理者]
●児童奉仕研究委員会
児童奉仕の研修は、これからも継続を

 平成11・12年度の児童奉仕研究委員会の活動を報告いたします。
 児童奉仕研究委員会の活動には、研修と研究のふたつの柱があります。児童サービスの研究については、過去の委員の方々が、熱心な研究成果を発表されてきた実績がありますが、県下の図書館では、開館時間延長、人員削減などの厳しい業務体制の中、委員の負担を減らしたいとの意向から、研究作業を平成11年度、12年度はしませんでした。
 研修は、今まで通り新人図書館員のための基礎研修を行いました。また、経験のある職員が参加しても、仕事のヒントや刺激を受ける内容を心がけました。午前と午後の2回に分けて4日研修を行い、平成11年度は延べ317人、平成12年度は延べ218人の参加がありました。たくさんの方に参加していただき誠にありがとうございました。
この2年間の特色としましては、いよいよ現実的に対応を迫られている学校との連携,総合学習への対応という新しい課題に対処できるテーマと内容を考えました。また、12年度の佐藤凉子氏からは、アニマシオンという新しい読書への導入方法を紹介していただきました。
 児童サービスとひと口に言いますが、サービスの内容は0歳児から中学生までとかなり幅が広いものです。図書館経験の浅い人が児童担当になることが多いので、サービスの現場でさしあたり困らないだけの児童サービスの知識を得ていただきたいという考えのもとプログラムを組みました。参加できなかった方は大変残念ですが、報告書を作成しておりますのでご参照ください。
 児童奉仕研究委員会は、平成13年度から委員会再編計画に従い研修委員会に組み込まれることになります。新しい委員の方には、研修の継続とともに、児童サービスに必要な様々な基礎的項目を取り上げていただきたいと思います。
 最後に、児童奉仕研究委員の方、2年間お疲れさまでした。多忙でしたが、得るものはそれ以上に大きかったこの2年間でした。

<委員長代理 横浜市山内図書館 笠原 由紀子>


2012-03-29 [管理者]
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