協会報（～239号）

　広報委員会の役割は、協会のさまざまな活動と加盟館の動きなどの情報を加盟館と所属職員に知らせる協会報を発行することです。平成13年度からは、前年度に立ち上げた協会ホームページの更新などの仕事がこれに加わりました。協会ホームページは、企画委員会で大筋を決め、プロジェクトチームが立ち上げたものですが、細 部についてあらかじめの取り決めがあったわけではないので、手探りでのスタートとなりました。前年度から継続の委員が一人だけということもあり、当初多少の行き違いがあったものの、事務局と相談しながら、管理・運営のルールづくりが少 しずつできてきている状況です。
　当初、サイドメニューの「ＯＴＨＥＲ」にあった「月間カレンダー」「イベント等のご案内」「ＫＬＮＥＴ」のメニューはカット、他のメニューに統一しました。また、県内の公共図書館がインタ ーネット上に公開しているＯＰＡＣの一括検索画面を作成して、ホームページに搭載できるようにと、横断検索画面の作成に取り組みました。現在試験段階ですが、活用の見通しが立てば、協会の合意をいただいて、ホームページ上に掲載したいと考えています。
　また、協会報については、196号から199号までの４号を発行しました。196号では、平成13年度総会の様子を中心に、協会名簿、加盟館の職員の動きなどを紹介しました。197号では、開館日、開館時間の拡大、延長にスポットを当て、加盟館の事例を紹介しました。198号では、続く不況の中で削減される傾向にある資料費の問題にスポットを当て、加盟館が予算確保のためにどんな工夫をしているかなどを紹介しました。そして、 お手元に届いた199号では、今年度新たにスタートしたサービスなどにスポットを当て、この1年間の協会の動きをまとめてみました。
　昨年の4月の人事異動で図書館へきて、いきなり広報委員長をやることになっていると聞いたときには、どうなることかと心配しましたが、各委員に支えられてここまできました。残る任期中、図書館の発展のお手伝いが少しでもできればと考えています。
<委員長厚木市立中央図書館長 浜田和広>