協会報(~239号)

神図協会報が今号で200号を迎えました!!!

2012年3月14日 14時36分 [管理者]
神図協会報が今号で200号を迎えました!!!

広報委員会
 

 今回は200号記念ということで、改めて創刊からの協会報を見返してみました。
 神図協会報の第1号は、2つあります。
 「神奈川縣圖書館協會報」第1号は、協会発足の昭和3年から5年後、昭和8年に発行されています。しかし、昭和17年、戦争による印刷費高騰や出版物統制により、98号でやむなく休刊されているのです。編集者が書いた休刊を知らせる言葉は悲痛で胸に響くものがあります。
 そして、戦後復刊して第1号は昭和25年に刊行されています。(この時の名称は「神奈川縣圖書館報」。第22号から「神奈川県図書館協会報」になります。)
 今号200号というのは復刊後200号。戦前から通算すると298号になるわけです。復刊第3号付録には図書館関係法規集が掲載されていますが、その編集後記には待ちに待った法制定の喜びが満ちています。
 復刊後、県立図書館が創立され、また当時は小中高校の図書室の話題もしばしば取り上げられているなど、ページをめくるごとに、各時代の特徴や意気込みが感じられます。紙面も、紙質が変わり、ロゴが変わり、縦書きから横書きに、B5からA4へと変化しています。紙面にあらわれる協会・協会報の歩みについては、神図協会報166号より連載中の池田政弘氏の「神図協小史点描」に詳しいので、ここには繰り返しませんが、神図協会報には、まさに神奈川県の図書館史が綴られているように感じます。
 今後も途切れることなく協会報が発行できる、図書館にとって望ましい時代であることを願わずにはいられません。あらためて、会報発行に御尽力くださった方々に感謝申し上げます。そして、より良い会報を発行できるよう、これからも、皆様の御協力をお願いいたします。
 200号を一区切りとし、今号では、会報150号から199号までの主要記事索引を掲載しました。歴史を懐かしむにとどまらず、今後の図書館運営・活動の糧ともなればと思います。
2012-03-29 [管理者]
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